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バンドというもの

  • 執筆者の写真: 傳田光洋
    傳田光洋
  • 2022年8月22日
  • 読了時間: 2分

創造性がろくにないぼくは「想像」するしかないのだけれども、優れた詩や小説、絵画などを創り出すことは、とても孤独な営みのようにも思える。合作というのもないわけではないが、歴史に残る作品は、秀でた才能に恵まれた個人によるものだと思う。


ちょっと事情が違いそうなのが音楽で、作曲は個人的な作業であるかもしれないが、演奏は複数の楽器奏者によるものが多い。特にロックなどのバンドでは、メンバーの共同作業である場合がほとんどだろう。


際だって優れた、存在感のあるリーダーに率いられているように見えるバンドもあるが、それぞれ異なる個性を持ったメンバーが集まったバンドがある。代表的なのはビートルズでしょうか。


15年前に、年少の「ビートルマニア」にひっぱられて、リバプールとロンドンでビートルズの「聖地巡礼」をしたことがある。特に印象深かったのはリバプールだ。さして広くもない領域にジョンやポールが少年時代過ごした家があり、ポール、ジョージが通っていたグラマースクールもある。ペニーレーンもあればストレベリーフィールドもある。すべて自転車があれば回れる範囲だった。


今にして思えば、それぞれ途方もない、そしてそれぞれ異なった強い個性と才能を持った人たちが、ごく近所に居た。その現場を見ると奇跡のように思える。そして創造的な人間は、エゴが強いことも事実で、それが長からぬ時間であったにせよ、こころを合わせて様々な音楽を創り出していたのも、滅多に起きないことであったろう。


日本では「たま」がそういうバンドだったと思う。ぼくは今でも聴いている。音楽のオリジナリティーはすばらしかった。しかし、たま(4人編成)もビートルズ同様、8年ぐらいしか続かなかった。


ありきたりの話で恐縮です。写真を眺めてください。





 
 
 

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